工場でのIPインターホン の利用には、放送設備と来客応対設備の統合、生産ラインと管理事務所間の連絡手段としての便利さ、スマートフォン連動型インターホンによる遠隔応対 など多岐にわたるメリットがあります。今回はこのメリットについてご紹介します。

  • 放送設備と来客応対設備の統合
  • 生産ラインと管理事務所間の連絡手段
  • スマートフォン連動型インターホン

「インターホン」といえば来客応対で使われる設備というイメージが根強いですが、最新のIPインターホンでは+αの便利な利用方法も期待できます。

今回は工場でのIPインターホン 利用時のユースケースを、そのメリットと共に具体例を交えてご紹介します。

放送設備と来客応対設備の統合

IPインターホンシステムで放送設備と来客応対のための設備が一元化できる

最初に挙げられるメリットは、放送設備と来客応対のための設備が一元化できる点です。従来ではこれらの設備は別々に用意するのが一般的であり、管理・運用も分かれていました。

しかし近年のIPインターホンシステムでは、柔軟な放送機能 や端末間の内線連絡などを搭載し、充実した来客 応対機能も含め、一つのシステムで工場にて求められているコミュニケーションの大半を網羅できています。

これにより機器類が減少し、それだけでもスペースやコスト削減に繋がります。また操作も一元化されるため業務効率が上がるのもメリットです。

生産ラインと管理事務所間の連絡手段

管理事務所から生産ラインへ連絡する

次に大きなメリットは、生産ラインと管理事務所間で使用する便利な連絡手段として活用できる点です。 これはインターホンに搭載している「カメラ」によって実現します。

例えば急な生産計画変更やトラブル発生時など、素早く情報共有したいケースでは、音声だけでなくカメラによる映像の情報も同時に伝達できることが非常に役立ちます。

もちろん、先ほど取り上げた放送設備としての機能で、特定の人物宛てではなく広範囲へ伝達したい場合にも対応できるため、用途に応じた効率的な情報伝達が実現でき、コミュニケーションの円滑化に役立ちます。

スマートフォン連動型インターホン

警備員が守衛室不在でもスマホで対応できる

近年のIPインターホンではスマートフォンが連動するタイプもあります。

警備員が敷地内を巡回中で、守衛室が不在でも来訪者と応対ができます。また、工場内で作業中の場合など、事務所にいないときも対応可能です。生産ラインや倉庫での作業員と事務所間でのコミュニケーションにも活用でき、スタッフの省人化に一役買います。

以上、工場でのIPインターホンの便利な活用事例をご紹介しました。放送設備と来客応対設備の統合、生産ラインと管理事務所間の連絡手段、スマートフォン連動など多岐にわたる利便性をご理解いただけたと思います。

これらはアイホンのIPインターホンIXGシステムで実現可能で、コミュニケーションの円滑化 や業務効率化に繋がります。是非一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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