2009.11.11
アイホン株式会社(本社:名古屋市熱田区、代表取締役社長:市川周作、以下アイホン)は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田隆持、以下ドコモ)と共同で、無線LANの設備された住宅内で、携帯電話※1をテレビドアホンの増設親機として使用できる「ケータイdeドアホン」システムを開発しました。
このシステムは、アイホンのテレビドアホンと住宅内に設置された無線LANルーター(アクセスポイント)を経由して、住宅内で携帯電話をテレビドアホンのワイヤレス増設親機相当として使用するものです。※2
これにより、モニター付インターホン親機だけでなく、携帯電話でも来訪者を映像で確認でき、音声通話や電気錠の解錠操作などの来客対応ができます。呼出に対しモニター付インターホン親機と同時に携帯電話で来訪者の画像を受信できるので、携帯電話で迅速な来客対応ができます。
また、携帯電話で玄関子機のモニター操作ができるため、いつでも手元で玄関先の様子を確認できます。さらに、インターホンシステムで受信した火災・ガス漏れなどのセキュリティ警報も受けられるので、モニター付インターホン親機と離れた部屋でも携帯電話があれば、警報にすぐに気づくことができます。
今回開発のシステムは、住宅内でタイムラグ無しに確認ができるワイヤレステレビドアホンとして使用できます。さらに、住宅内に設置された無線LAN環境を使用するため、初期費用のみで導入でき、月額利用料などのランニングコストは発生いたしません。
※ タイトルの「業界初」については2009年11月4日 アイホン調べ
※1 インターホンアプリ®を搭載した携帯電話のみ対応可能です。
※2 登録された無線LANエリア内(室内)のみで利用可能です。無線LANエリア外(室外)では利用できません。
「ケータイdeドアホン」システム
【特長】
①登録された無線LANエリア内で携帯電話がテレビドアホンの増設親機相当として使用できます。
②エントランスの集合玄関機や住戸玄関子機等からの呼出に対し、モニター付インターホン親機と同時に呼出が受けられます。
③呼出着信時に来客画像が映し出されるので、訪問者を確認してから応対ができます。
④オートドアの解錠操作や、玄関モニターなどモニター付インターホン親機と同等の操作ができます。
⑤モニター付インターホン親機に接続されたセキュリティセンサーの警報が受信できます。
⑥携帯電話は最大で8台まで登録でき、同時に呼び出しを受けることができます。
⑦本システムは導入時の初期費用のみで、月々の使用料金は不要です。
【対応インターホンシステム】
集合住宅システム : DASHWISMシリーズ
【対応携帯電話】
docomo PRIME series™ N-02B (2009年12月発売予定)
※ 「docomo PRIME series」は株式会社NTTドコモの商標です。
NTTドコモ社の紹介ページはこちらをご覧ください。
【発売日】
2009年12月10日発売予定
【販売計画】
発売初年度 1,000セットの販売を目指します。